★「馬肉は、美容と健康」にとっても良い食材です!!
桜肉とは?
馬肉は別名「桜肉(さくら肉)」とも呼ばれますが、この由来には諸説あります。
馬刺し肉をカットして空気に触れた時にきれいなさくら色になるから、という説がひとつ。そして桜の咲くころ、4月から5月にかけてが一番おいしいからという説。つまり夏の青草ばかりを食べた馬の肉は水っぽくてうまみがなく、逆に冬の間干し草や殻類を沢山食べ、肥えて脂がのった肉は美味しい!・・という事です。また江戸時代の童謡に「咲いた桜になぜ駒つなぐ」というのがあり、そこからきているという説もあります。
猪を「牡丹」、鹿を「紅葉」と呼ぶ様に、動物の肉を隠語で呼ぶのは馬だけではありません。このような呼び方をする事自体にも訳が有り、これは実は江戸時代は仏教の影響で殺生には厳しく、獣肉を公に食べる事ができなかったからなのです。
★「桜肉」栄養価
馬肉は、今、注目すべき素材といわれております。「高たんぱく、低カロリー」の食材で、鉄分・カルシウム・グリコーゲンなどが多く含まれているので貧血や肝臓の機能の増強にも効果的ですし必須アミノ酸を非常に効率よく含むので高齢者の骨粗しょう症や女性の冷え性、成人病といった症状に効果があるといわれます。
馬肉といろんなお肉との栄養素の比較(100g中)
種別 | カロリー (kcal) |
タンパク質 (g) |
脂肪 (g) |
カルシウム (mg) |
リン (mg) |
鉄分 (mg) |
グリコーゲン (mg) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
馬 | 110 | 20.1 | 2.5 | 11 | 170 | 4.3 | 2,290 |
牛 | 299 | 18.4 | 23.3 | 5 | 140 | 1.3 | 674 |
豚 | 202 | 18.9 | 12.8 | 5 | 178 | 1.1 |
432 |
このように馬肉は、「低カロリー」「低脂肪」「低コレステロール」「高たんぱく」「高鉄分」、さらにビタミンが豊富であり、肝機能を向上させ、“疲労回復”の効果もあります。また、たんぱく質に含まれる「ペプチド」が血管を広げ、血液の流れをスムーズにし、高血圧の降圧剤の役割を果たしており、昔から身体によい食べ物とされているのです。
●タンパク質はしっかりと
良質なたんぱく質は、痴呆、動脈硬化、心疾患、脳疾患などを予防します。
●カロリーひかえめ
低カロリーで低脂肪、それに加えて豊富なタンパク質とミネラル、グリコーゲンやペプチドといった栄養も多く含まれています。馬肉は牛肉に対して脂肪分が10分の1、カロリーは3分の1です。
●豊富なビタミンで老化防止
ビタミンA、ビタミンE、カルシウム、鉄分などが豊富です。馬肉のビタミンの含率は、豚肉の3倍、牛肉の20倍といわれています。
★「冷え症」をなんとかしたい
冷え症は、血行不良です。特に手や足など体の末端部分で血行が悪くなってしまっている状態のことをいいます。
人間の体は寒いと感じると体の表面の毛細血管を収縮されて体温が外へ逃げないようにします。そして、ある程度の時間で今度は血液を送り込み、体表の温度が下がりすぎないように調節されるはずなのです。ところが、いつまでも欠陥が収縮しているために冷たくなってしまうのが冷え症の状態です。
では冷え性を改善するにはどうしたらよいのでしょうか?
{冷え症を改善するには}?
馬肉を食べることによって(冷え症は)改善します。
このように馬肉は、「低カロリー」「低脂肪」「低コレステロール」「高たんぱく」「高鉄分」、さらにビタミンが豊富であり、肝機能を向上させ、“疲労回復”の効果もあります。また、たんぱく質に含まれる「ペプチド」が血管を広げ、血液の流れをスムーズにし、高血圧の降圧剤の役割を果たしており、昔から身体によい食べ物とされているのです。